こんにちは。久々のブログの更新です。
今日は最近お気に入りのシャンパーニュのご紹介です。
Mallol
Gantois Brut Blanc de Blancs Grand cru
N.V.
(マロル ガントワ ブリュット ブラン ド ブラン グランクリュ)
右側のシャンパーニュがマロル・ガントワです。 |
コート・デ・ブランのクラマン村に本拠を置く7ha(クラマンとシュイィでシャルドネ100%)の生産者。以前より兼業農家としてシャンパーニュも造っていましたが、1983年に専業としての現体制が確立しました。現在は2代目のベルナール・マロル氏とその息子グレゴリー・マロル氏により運営されています。自家ブドウからシャンパーニュを頑固に作り続ける小さな蔵元で今年の6月に海外初輸出となったシャンパーニュです。
減農薬農法ながら、畑に防腐剤を散布したことがないという程に、平均40年になる斜面中腹の優良な条件に多くの畑を持つ生産者で、さすがにグラン・クリュと思わせます。醸造と熟成は全てステンレスタンクを用い、クリアで濁りのないワインを目指しています。この生産者のこだわりは「熟成」で、現行のブラン・ド・ブランも2006年が主体で、瓶内熟成5年以上を経て、さらにデゴルジュ後に6ヶ月間休ませてから出荷するこだわりを見せています。ドサージュは平均で6g前後と少なめで、熟成の醍醐味が存分に味わえるスタイルに仕上げています。
自然に逆らわない有機農法から育てられた葡萄を使用して造る骨太の辛口シャンパーニュ。細やかで繊細な泡立ちが心地よい。非常にのびやかで綺麗な酸とのあとに熟成からくるほんのりナッティな風味も。食前のみならず、食中にも楽しんで頂ける深い味わいです。
見かけたらぜひぜひ飲んでいただきたいシャンパーニュです。
RMでも取り扱っておりますが、日によってはご用意がないことも。どうしても飲みたい!!というかたは事前にご連絡くださいませ。ボトルだけでなくグラスでの提供も可能です。
お店やネット購入しておうちでお飲みになる際は、購入してすぐに飲むのではなく少し(1~2週間でも)おいて少し状態を落ち着かせてから飲んでいただく方がより本来の味わいを楽しんでいただけるのではと思います。