2010年4月29日木曜日

アンリ・ジロー

店長のamyです。

昨日、HENRI GIRAUD(アンリ・ジロー)のCode Noir NVを飲みました。
店に置いていたものの、自分でも飲んだことがなくはじめての体験でうれしかったです。


アンリ・ジローはRMではなくNMですが、年間生産量はたったの25万本。(モエ・エ・シャンドンは2000万本、マムは800万本)。家族と従業員あわせて10名のクオリティを追求する小さなメゾンです。AY(アイ)村の8haの自社畑(全てグラン・クリュ格付畑)のもつテロワールのをいかした丁寧な栽培とキュヴェごとの醸造で、シャンパーニュを超えた複雑さと純粋さをもち、いつ、何度飲んでも美味しい!!と素直に思わせてくれます。

さて、本題のコード・ノワールのついて。
この偉大なるシャンパーニュは、世界ではじめておこなわれたピノ・ノワール品種からのゲノム解析の遺伝子コードにちなんで、グラン・ノワール(ピノ・ノワールの亜種)100%のキュヴェとして2008年にリリースされ、ワイン・アドヴァケイト #186のロバート・パーカー氏のコメントでは93点を獲得。飲みごろは2010年から2018年と熟成させて飲む事も推薦しています。セダクティブで類稀な純粋さ、果実の風味の爆発などベタぼめで、官能的なシャンパーニュです。

香りは洋ナシや桃、やや独特な感じもありミネラルのようなものも感じました。大きなグラスで頂いたからか飲み終えた後のグラスにも品のよいお香のような香りが漂っていました。
味わいも深く、泡が抜け、温度が上がっていくのを楽しみながらゆっくり飲みたいものです。


こんなボトルにもちゃんと妊婦はアルコールダメですマークがついていました。
2006年から義務化されたからですね、上の写真にある2000年ヴィンテージのフュ・ド・シェーヌにはマークがありませんでした。


話は変わりますが、明日30日はご予約の関係で19:00~営業いたします。

お待ちしております!!

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