2010年4月10日土曜日

幼子イエス





シャンパンバーでありながら、なぜかワインの話。
今日はこんなのを飲みました。
BEAUNE GREVE  L'ENFANT JESUS  /BOUCHARD PERE ET FILS 2002




[ヴィーニュ・ド・ランファン ジェジュ]とは
ボーヌ地区のプルミエ クリュ(1級畑)でも
特に評価の高いグレーヴ中央の、最良の区画のことです。

現在は創業1731年のブシャール社、単独所有となっています。

『ヴィーニュ・ド・ランファン ジェジュ』
の意味は「幼子イエスの畑」。

なぜそう呼ばれるようになったのかというと‥

お話は17世紀にまで遡ります。
カルメル派の修道女が、ルイ13世の世継ぎ誕生を神から告げられ、
翌年、ルイ14世が生まれた事からこの畑が寄進され
この名がつけられました。

ラベルのイエスの肖像は
そこに建てられていた礼拝堂の「幼子イエス」像だということです



味わいは、なかなか素敵でした。
樽から来るややスモーキーな味わいと、
綺麗な果実味が広がり、口当たりも非常に滑らか。
いいワインでした。


よくある?ワインの表現に
「ビロードをまっとた幼子イエスのような味わいである」
なかなか狂気に満ちたコメントだが、なんかわかるかも。そんなワインでした。




ただこのラベルの幼子イエスはなんか不満げな表情。
むくれてる。なぜこんな顔が採用されたのかよくわかりません。


ワインのんだらもっといい顔できるのにね。













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